現場での機械加工
この艦は、溶接された甲板構造に最新の兵器を多数搭載しています。メタロックエンジニアリングは、キール敷設時に設定された船の基準点に対して、各座面をまっすぐかつ水平に現場で機械加工することを依頼されました。メタロックは、英国でVTSと過去に取引したことがあり、プロジェクトを期限内に予算内で完成できる能力を買われ、契約成立となりました。
メタロックエンジニアリングは、船の基準線からアライメントを取り、ポータブルフライス盤を設置し、必要に応じて位置を変えながら、Oto Breda 30mm砲2基用の左右の座面、Exocet地対地ミサイル前・後ランチャーランプ、Ramsys GMWS Mk31地対空ミサイルシート、Sting Eoディレクターシート、MW08レーダー台座、Mirador座面、スカウト、左右のTDS座面を機械加工しました。
VTSとその100%子会社であるVT Hellas SAの協力のもと、エレフシス造船所で建設中のさらに2隻の船で、最初の3隻のオペレーションが繰り返される予定です。