オファリー州シャノンブリッジにある主負荷タービンを開放しての定期オーバーホールの際、ユニットの液化エリアであるブレード列32から35の間のケーシングとカバーに、許容できないほどの孔食と侵食が確認されました。さらに、4列の固定ブレードにも影響がありました。ESBの経営陣は、影響を受けたブレードを再生して下部ケーシングとカバーを修理すると同時に、ケーシング表面の耐腐食性を高め、元のブレードラジアルクリアランスを維持するために改良することを決定しました。
メタロックエンジニアリングとTurbine Blading社は修理の可能性を評価し、その後メタロックがその作業を担当することになりました。これは、対象となる固定刃を取り外し、その間に半円状のインサートが入るように加工し、セレーションの片側には新しいカシメ片が入るようライン状に削り直すという作業です。
下半分のケーシングの作業は現場で稼働位置において実施
下半分のケーシングの作業は現場で稼働位置において行い、カバーの作業は隣接するローディングベイで行いました。The upper casing was inverted and rested on blocks in the loading bay. The machining work to remove the corresponding 4 rows of blades was completed with an identical portable boring bar that cut away the existing caulking inserts without cutting into the serrated blade locations allowing the easy removal of the damaged blades. 1列が完成すると、6枚1組の刃を簡単に取り出せました。
腐食除去やインサート準備のために刃列の間を加工すると、コーキングピースのケーシングのセレーションの片側が削られることになります。半円形のステンレス製インサートを加工した溝にはめ込み、2列のM6ステンレス製キャップヘッドスクリューで固定した後、セレーションの向きを合わせて片側を公差±0.025mmで再カットしました。
ブレードの交換後、タービンを組み立てて試験を行いましたが、問題なく合格しました。