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メタロックエンジニアリング、Lafargeのローミル現場修理用の特殊リグを設計

メタロック社のマシンは、直径5.2メートルのベーステーブルの外周に、外周支持軌道、送りラック、送りアセンブリがすべて溶接されていました。テーブルの中央にあるハブを中心に回転しました。

Lafarge Cement - ダンバーのローミルテーブルの修理

メタロックエンジニアリングは、Lafarge社ダンバー工場にあるローミルの直径5.2メートルのベーステーブルの機械加工を担当し、摩耗した主表面を修復するための特別な機械加工装置を設計しました。同社はスコットランド唯一のセメント工場で、3500万ポンドを投資し、年間生産量は100万トンに増加していました。

回転テーブル

回転テーブルは、粉砕面の片方を形成するベースプレートを支えます。また、重さ75トンの2対の鋼タイヤ(ローラー)がベースプレート上の溝にはめ込まれ、走行します。タイヤには130気圧の圧力がかかり、原料の石灰石を効率よく粉砕し、セメントクリンカーを製造するための微粉末にします。

圧力と振動が大きく、1985年の設置以来、テーブルとベースプレートの間に激しいフレッチング腐食が進行していました。

ミルテーブルの修理

このミルはまだ改装されておらず、フレッチング腐食によりベースプレートとテーブルの間に大きな望ましくない運動が生じ、固定ボルトが剪断される原因となっていました。

メタロックエンジニアリングは、南ウェールズのLlanwern製鉄所勤務時にメタロックと仕事をした経験のある、同社の機械主任エンジニアから推薦されました。

メタロックのマシンはベースプレートセグメントを取り外した後に、直径5.2mのベーステーブルの外周に、外周支持軌道、送りラック、送りアセンブリをすべて溶接する設計でした。アセンブリはレーザーで位置合わせされ、テーブルの中央にある直径640mmの穴の中にあるメインベアリングハブの周りを回転しました。1rpmで回転するように設計された、独自の送り機構と外周支持機構を持つ長さ3mのクロススライドを、ハブに取り付けました。クロススライドには油圧駆動のミリングヘッドが搭載され、メタロックはシングルポイントツールを使用した場合よりも、より迅速に材料を除去し、より良い仕上がりを実現することができたのです。

ステンレス鋼製セグメント

ベーステーブルの表面から削り取られた材料を交換するために、メタロックは新たに4mm厚のステンレス鋼製セグメントを12個製作しました。これらの穴は、各セグメントを固定するためのM6逆ネジ用の21個の穴を開け、ネジ切りし、スポットスルーできるように事前にドリルで加工されています。

ステンレス鋼製のセグメントを採用したのは、将来的に必要であれば、ベーステーブルからさらに材料を加工することなく、交換できるようにするためです。フレッチング腐食を防ぐため、ステンレス鋼を採用しました。また、クラッシャートラックプレートの固定ボルトの形状も変更しました。

メタロックの作業からわずか12カ月余りでベースプレートが変更されましたが、メインテーブルに傷はなかったため改修は成功だったということになります。

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