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メタロックエンジニアリングのオービタル機械加工技術により、Rugby Cementのボールミルが生産を継続

一般的なボールミルのオービタル旋削作業では、オービタルマシン内輪のベアリングはボールミルのケーシングにある仮のベアリング筐体に取り付けられ、外輪のベアリングは仮のシャフト延長部で支持されています。

Rugby Cement - ボールミルドライブシャフトの修復

ラグビーにあるRMC社のセメント工場で、毎時40トンのセメントボールミルのジャーナルが破損。メタロックエンジニアリングは、激しく破損したシャフトをオービタル旋削加工してきれいにし、新しいホワイトメタルベアリングを取り付けて、最小限の混乱で生産を再開させました。

オービタル機械加工

オービタル機械加工とは、固定シャフトの周りを切削工具が回転する加工です。Rugby Cementでは、これを実現するために、オービタル旋削マシンの内輪をボールミルのケーシング上の仮のベアリング筐体に取り付け、外輪を仮のシャフト延長部で支持しました。回転する切削工具ヘッドは、油圧モーターで駆動しました。

セメントボールミルの修理

ラグビー工場のボールミルは35年以上稼働しており、交換時期を迎えていました。実際のところ新しい機械を発注済みだったのですが、新しいミルの納期を前にジャーナルに不具合が生じました。ミルは生産ラインの最後にあり、クリンカーと石膏を他の添加物と一緒にブレンドして粉砕し、セメントを作ります。新しいミルが到着するまで生産を中断するわけにはいかなかったため、Rugby Cementの経営陣はメタロックエンジニアリングに連絡し、状況や可能な解決策について話し合いました。

メタロックの提案は、直径1200mm、長さ600mmのジャーナルをオービタル機械加工し、十分な材料を除去してシャフトをきれいにすることでした。これが採択され、直径を3mm削り、修正したシャフト寸法に合わせて新しいホワイトメタルベアリングを使用して、ミルが再度組み立てられました。

現場での機械加工能力

オービタル旋削加工は、メタロックエンジニアリングが現場で行っている機械加工サービスの一つに過ぎません。その他、フライス加工、研削加工、ボーリング加工など、すべて同社が設計・製作した専用のポータブル工作機械が使用されています。この最新のアプリケーションより、緊急事態にソリューションを提供し顧客が迅速かつ効率的に生産を再開できるよう支援する、メタロックの能力が実証されました。

メタロックの作業について、ラグビー工場メンテナンスエンジニアであるジュリアン・ウォード氏は、「このミルが寿命を迎えていることは知っていましたが、新しいミルが到着するまで、生産を続けてくれることを願っていました」と語ります。「しかし、メタロックの専門知識により、窮地を脱し、遅延や混乱を最小限に抑えて生産を再開することができました」と同氏は付け加えました。

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