メタロックエンジニアリングは、新しいベアリングとシャフトスリーブを取り付け、摩耗したインペラを溶接で補強し、機械加工することでユニットを完全に改修しました。
ミルトンキーンズのコットンバレーSTWでは、ポンプハウスの高さ制限のため、ポンプが長すぎて一括撤去できなかったため、現地で解体する必要がありました。分解してみると、水の潤滑孔が沈殿してふさがり、ベアリングが磨耗していることが分かりました。その結果、インペラがシュラウドと擦れて深い溝ができていました。
メタロックエンジニアリングは、新しいベアリングとシャフトスリーブを取り付け、摩耗したインペラを溶接と機械加工で補強し、ユニットを全面的に改修しました。インペラの背面に新しいウェアリングを装着しました。その後、ポンプ本体を機械加工して完成させました。インペラシュラウドを軽く加工して摩耗部分を取り除き、ポンプを組み立て直して正しいクリアランスを設定しました。
この作業がメタロックの工場で行われている間、ポンプから水が逆流しないように、現場で逆流防止弁を完全に取り外し、オーバーホールと洗浄が行われました。新しいゴムパッキンが取り付けられ、ひどく腐食した古いスタッドと交換するために新しいスタッドが作られました。
改修ではなくポンプを交換した場合、その製造にはかなり時間がかかるため、何週間もポンプがない状態になったと思われます。そうではなくオーバーホールを行ったことで、電気や場所の改造をすることなく、30日でポンプの運転を再開することができました。このプロジェクトの成功で示された教訓は、必ずしもポンプの交換に踏み切るのが最良とは限らないこと、そして、より迅速で低コストのソリューションを提供するメタロックエンジニアリングに相談する選択肢もある、ということです。